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渡邉晋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡邉 晋
名前
カタカナ ワタナベ ススム
ラテン文字 WATANABE Susumu
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1973-10-10) 1973年10月10日(51歳)
出身地 東京都西多摩郡日の出町[1]
身長 184cm
体重 71kg
選手情報
ポジション DF
ユース
1989-1991 日本の旗 桐蔭学園高校
1992-1995 日本の旗 駒澤大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1996 日本の旗 コンサドーレ札幌 8 (1)
1997-2000 日本の旗 ヴァンフォーレ甲府 120 (23)
2001-2004 日本の旗 ベガルタ仙台 53 (3)
通算 181 (27)
監督歴
2014-2019 日本の旗 ベガルタ仙台
2021 日本の旗 レノファ山口FC
2023- 日本の旗 モンテディオ山形
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

渡邉 晋(わたなべ すすむ、1973年10月10日 - )は東京都西多摩郡日の出町出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー(主にセンターバック)[1]。2003年、2004年の登録名は「渡辺 晋[2][3][4]

来歴

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駒澤大学から当時JFL所属のコンサドーレ札幌に入団、以後札幌、ヴァンフォーレ甲府ベガルタ仙台で主力として活躍し、2004年限りで現役引退。仙台の巡回コーチを経て、2007年まで仙台ユースヘッドコーチ。2008年シーズンからトップチームコーチに昇格。

2014年はトップチームヘッドコーチに就任し、就任まもなくJFA公認S級コーチのライセンス取得が発表された。同年4月、グラハム・アーノルド監督の成績不振による退任に伴い、トップチームの監督に就任[5]。クラブ初のOB監督となった。 就任初戦となった第7節・横浜FM戦でシーズン初勝利を挙げると、W杯中断前には4連勝し、降格圏内からの脱出に成功した。中断明けには勝てない試合が続いたが、再び降格圏に陥ることはなく、第33節・徳島戦に勝利して、チームのJ1残留を決めた(最終順位は14位)。

2015年も引き続きチームを指揮し、第1ステージは7位と健闘するも、第2ステージは16位と苦戦を強いられた。それでも年間総合14位でJ1残留。翌2016年は年間総合12位(第1ステージ10位、第2ステージ12位)でJ1残留。2017年も前年と同じ12位でJ1残留。2018年は前年より1つ上の11位、天皇杯ではチーム初の準優勝に導いた。2019年も前年と同じ11位でJ1に残留させたが、シーズン終了後の12月9日、同年をもっての退任が発表された[6]

2020年12月21日、J2のレノファ山口FCの監督に就任することが発表された[7]。しかし、2021年9月29日に本人申し出により監督を退任したことが発表された。退任時点でクラブは8勝8分15敗で15位という成績であった[8]

2022年1月2日、サガン鳥栖の監督に就任した川井健太の後任として、モンテディオ山形のトップチームコーチに就任した[9]

2023年4月4日、成績不振により同月2日付で解任されたピーター・クラモフスキーの後任として、トップチームの監督に就任した[10]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1994 駒大 3 - - - 1 0 1 0
1995 - - 1 0 1 0
1996 札幌 33 旧JFL 8 1 - 0 0 8 1
1997 甲府 3 22 8 - 3 1 25 9
1998 25 10 - 4 2 29 12
1999 J2 35 2 2 0 2 0 39 2
2000 38 3 1 0 4 0 43 3
2001 仙台 2 36 3 1 0 3 1 40 4
2002 J1 2 0 3 0 0 0 5 0
2003 13 0 1 0 1 0 15 0
2004 J2 2 0 - 0 0 2 0
通算 日本 J1 15 0 4 0 1 0 20 0
日本 J2 111 8 4 0 9 1 124 9
日本 旧JFL 55 19 - 7 3 62 22
日本 - - 2 0 2 0
総通算 181 27 8 0 19 4 208 31

指導歴

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  • 2005年 - 2019年 ベガルタ仙台
    • 2005年 - 2006年 巡回コーチ
    • 2007年 アカデミーコーチ
    • 2008年 - 2014年4月 トップチーム コーチ
    • 2014年4月 - 2019年 トップチーム 監督
  • 2021年 - 2021年9月 レノファ山口FC 監督
  • 2022年 - モンテディオ山形
    • 2022年1月 - 2023年4月 トップチーム コーチ
    • 2023年4月 - トップチーム 監督

監督成績

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年度 クラブ 所属 リーグ戦 カップ戦
順位 勝点 試合 リーグ杯 天皇杯
2014 仙台 J1 14 36 28 9 9 10 グループリーグ 2回戦
2015 14 35 34 9 8 17 グループリーグ ベスト8
2016 12 39 34 13 4 17 グループステージ 2回戦
2017 12 41 34 11 8 15 ベスト4 2回戦
2018 11 45 34 13 6 15 プレーオフステージ 準優勝
2019 11 41 34 12 5 17 プレーオフステージ ベスト16
2021 山口 J2 15 32 31 8 8 15 1回戦
2023 山形 5 61 35 19 4 12 3回戦
  • 2014年は第7節からの途中就任、順位はシーズン最終順位。
  • 2015年、2016年のリーグ戦は2ステージ通算。
  • 2021年は退任時点での成績。
  • 2023年は第8節からの途中就任、順位はシーズン最終順位。

タイトル

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個人

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書籍

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  • ポジショナルフットボール 実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる(カンゼン)2020年10月

脚注

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  1. ^ a b c d J1ベガルタ仙台 トップチーム監督 渡邉 晋さん”. 日の出町 (2015年3月12日). 2019年12月10日閲覧。
  2. ^ 選手出場記録 2003Jリーグ ディビジョン1 1stステージ Jリーグ
  3. ^ 選手出場記録 2003Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ Jリーグ
  4. ^ 選手出場記録 2004Jリーグ ディビジョン2 Jリーグ
  5. ^ 渡邉晋ヘッドコーチ 監督就任のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2014年4月9日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2014/04/post-1478.html2014年4月9日閲覧 
  6. ^ 渡邉晋監督 退任のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2019年12月9日https://www.vegalta.co.jp/news-team/2019/12/post-1107.html2019年12月9日閲覧 
  7. ^ 渡邉 晋 氏 監督就任 のお知らせ』(プレスリリース)レノファ山口FC、2020年12月21日http://www.renofa.com/archives/68833/2020年12月21日閲覧 
  8. ^ “山口、渡邉晋監督が退任「大変申し訳ありません」…名塚善寛HCが監督就任”. ゲキサカ. (2021年9月29日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?342074-342074-fl 2021年9月29日閲覧。 
  9. ^ “山形、元仙台指揮官の渡邉晋氏がコーチ就任「皆様と〈ICHIGAN〉となり熱く闘っていきます」”. SOCCER KING. (2022年1月2日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20220102/1604949.html 2022年1月24日閲覧。 
  10. ^ トップチーム監督交代のお知らせ』(プレスリリース)モンテディオ山形、2023年4月4日https://www.montedioyamagata.jp/news/p/12011/2023年4月26日閲覧 
  11. ^ バックナンバー2019 | 渡邉晋監督 2019明治安田生命Jリーグ 月間優秀監督賞 受賞のお知らせ | ベガルタ仙台オフィシャルサイト”. www.vegalta.co.jp. 2022年8月12日閲覧。
  12. ^ J2受賞者 ベガルタ仙台 渡邉 晋:明治安田生命Jリーグ 月間優秀監督賞:明治安田生命Jリーグ 月間表彰:Jリーグ.jp”. Jリーグ.jp. 2022年8月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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