バッチジョブやフォールト トレラントなワークロードに適した、手頃な料金のコンピューティング インスタンス。 Spot VM は、通常のコンピューティング インスタンスと同じマシンタイプ、オプション、パフォーマンスを提供します。アプリケーションがフォールト トレラントで、インスタンスのプリエンプションに対応できる場合は、スポット インスタンスを使用することで Compute Engine の費用を最大 91% 削減できます。
利点
予測可能な低料金
Spot VM は、通常のインスタンスよりも最大 91% 費用対効果に優れています。月 1 回以内の料金変更と 60% 以上の割引保証によって、料金の安定性を確保できます。
バッチ処理を拡大
コンピューティング負荷の高いワークロードを高速化し、スポット インスタンスで費用を削減します。HPC、データと分析、CI / CD、レンダリング / コード変換、テストなどのフォールト トレラントなワークロードに Spot VM を活用してください。
コンテナの力をさらに引き出す
コンテナは生来ステートレスでフォールト トレラントであり、Spot VM と高い親和性があります。Google Kubernetes Engine(GKE)で Spot VM を実行するには、クラウド コマンドに「--spot」と入力するだけで準備が完了します。
瞬時に機能を有効にできる
クラウド コマンドラインに --provisioning-model=SPOT を追加するだけで、すぐに Spot インスタンスを使用できます。秒単位の課金のため、終了後すぐに VM をシャットダウンします。
主な機能
Spot VM の価格は、通常のインスタンスの最大 91% 割引です。通常インスタンスとプリエンプティブル インスタンスは別途請求されるため、どれくらいの費用を削減したかを一目で確認できます。
GPU やローカル SSD を Spot インスタンスに接続すると、さらなるパフォーマンスの向上や費用の削減を図れます。
プリエンプティブルを使用している場合、シャットダウンの際に 30 秒の猶予があります。これにより、後から作業できるよう、そこまでのタスクを正しく保存できるようになっています。
必要に応じていくつでもインスタンスを起動し、作業が終わったらすぐに終了できます。使用した分に対してのみ課金されます。
プリエンプティブルを使用している場合、マネージド インスタンス グループは自動的にインスタンスを再現します(空き容量がある場合)。
最大実行時間を指定し、プリエンプション後または実行時間の上限を超えた後にインスタンスをクリーンアップする方法を定義することで、さらに費用を節約できます。