二日酔いにならないために、お水をはさみながら飲む様になった獣医師youです。
ちょっと大人になりました。
登場人物紹介◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
;筆者です。イヌネコさんなど小型哺乳類の診察をしています。
開業してから二日酔いになることをものすごく恐れております。
飲み会もかなり控えめになりました。
;動物看護師長。おたアヒママ(おたまアヒルのママ)。言いにくい。
先日、人生初の二日酔いを体験。
ツワリみたいな吐き気がどうのこうのと語ってました。
ツワリになったことないからわからん。
;鼻水Tシャツがチャームポイント2歳半児。おたまと呼ばれる。
人生初の車酔いを体験。詳しくは下記にて。
;アヒル先生。2号機。後頭部が激しくハゲている。ツルツル絶賛拡大中。
吐くのがデフォルト。
ノーモーションで吐き、笑う。
;二匹の猫(つみれ、うなぎ)とハリネズミ(うに子)。
つみれ(←コイツ)さんも嘔吐ガール。
こういう猫さん、一定数いますが原因がよくわからないんですよね…。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
先日ドライブ中に
(おたま)「お腹痛ーーい」
「えぇ…ここ高速だし…トイレ」
「チガーーーウ」
「ウン○」
「なーーーい痛いーーーーー」
「…(ワカラン)」
〜〜しばらくして〜〜
「ついたよーーー、ほら、トイレ行くよ」
「いくーーー・・・・・・・・・・ゲボーーーーー」
あぁ…車に酔って気持ち悪かったんですね。
確かに、気持ち悪いって表現わからないですよね。
お腹が変なのはわかるけど、「痛い」としか表現方法知らない。
なんだかかわいそうなことをしました。
車に酔いやすいのも遺伝なのかなぁ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回で最後にしようと思います。
ペットロスについて。
ここまでのお話
【ペットロス】誰しもが一度は経験する?ペットロスについて。①
【ペットロス】誰しもが一度は経験する?ペットロスについて。②
【ペットロス】誰しもが一度は経験する?ペットロスについて。③
前回までで悪化しやすい原因について考えてきたので、それをもとにどうしたらいいのか考えてみましょう。
ようやく具体的な解決方法について解説していきます。
やっぱり正解のある話ではないので、参考までに読んでみてください。
○生きているうちにできること
ペットロスは亡くなってから始まるものではありません。
例えば、「悪性腫瘍ですと告げられた」「治ることのない病気だとわかった」「まだ息はあるけど明らかにどうしようもない状態」など、亡くなることが視野に入った状態から始まると考える必要があります。
・健康診断を受ける
一番の心の負担は、突然亡くなることだと思います。
交通事故など不慮の事故は避けられないこともありますが、病気に対してはある程度突然を避けることができます。
動物はヒトより寿命が短い分、病気の進行が早い傾向があります。
最近は、半年に一回健康診断(血液検査など)を受けることが推奨されています。
・たくさん一緒に遊ぶ
〜しておけばよかった…という気持ちは後悔になって尾を引きます。
一緒に行きたいところ、やりたいこと、話しかけること、できる限りのことをやってあげてください。
動物さんのためにも、ご自身のためにも。
○亡くなった後にできること
多くの動物病院では、亡くなった際にお寺さんなどを紹介してくれます。
お寺さんでは合同火葬なのか個別なのか、墓地も共同なのか個別なのか選べます。
近頃は自宅前まで火葬車が来てくれて、そこで火葬してもらえるサービスやお骨を海に撒くなんて方もいらっしゃいました。
火葬でなくとも、ご自宅にお庭がある方は埋葬するのも選択肢です。
他にも…
・火葬する前に毛を残しておいたり、足跡スタンプを作る
・写真を飾る
・アルバムを作る
・ペットの一部をアクセサリーにして身につける
・剥製にする(賛否両論あるのは覚悟の上ですが…)
などなど。
○ご自身のために
先週号の最後にも書きましたが、(心身ともに)体調管理を忘れないことも大事です。
・思いっきり泣く
・周りの人に話を聞いてもらう
・寝られなくても横になる時間を作る
・食事はしっかりとる
・好きなことだけやる
・カウンセラーに相談する
電話で相談できるカウンセラーさんもいますので、ご自身の地域に縛られず利用してみるのもいいかもしれません。
最後に余談ですが…
○獣医さんはペットロスの専門家ではないことがほとんど
少なくとも私が学生時代だった頃にペットロスについての授業はありませんでした。
ですので、その辺りのことについて学びたければ独学でやるしかありません。
今でこそ参考書に書いてあることもありますが、分厚い本の中でもたった数ページだけであることがほとんどです。
動物が亡くなった時に獣医師として何ができるのか、毎回悩みます。
何かしたいけど、話せば話すほど空回ってしまったり…。
もしかしたら心無い言葉を言われたと感じてしまった方もいるかもしれません。
決して悪気があるわけでは無いので、お許しいただけるとありがたいです。
約1ヶ月にわたり読んで下さりありがとうございました。
また来週から別のテーマで書いていきます。
では。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
“明日から使える生き物の不思議クイズ”
Q;なぜハチは黄色と黒のシマシマなのでしょう
A:トリには見えない色
B:食べるなという警告色
C:クモに捕まらないため
A;
多くの昆虫にとってトリは天敵になります。
もちろん、ハチにとっても天敵…ではあるのですが、食べられても攻撃することができます。
するとトリは【黄色と黒のシマシマを食べると痛い】と覚えるので、例え一匹食べられても他のハチは食べられないということになります。
ということで答えはBの「食べるなという警告色」でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜番外編〜
妻さんのひとり言
先日はクリスマスでしたね
今年は中々外でお祝いすることも難しかったですが、
楽しいクリスマスを過ごせましたでしょうか
おたまちゃんもスタッフから可愛いプレゼントを頂いていました