いつもお越しいただきありがとうございますびっくりびっくりビックリマークビックリマーク

 

いつもの獣医師youです。

 

 

ダウンダウン登場人物紹介ダウンダウン◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

デレデレデレデレ;このブログの筆者で、普段は獣医師です。youと呼んでください。

   ここ2ヶ月で7kg増えました。

   ショックで何も言えません。

 

キョロキョロキョロキョロ;動物看護師。獣医師youの妻さん。おたまちゃんのママ。

   こちらも絶対体重増えているはず。

   教えてはくれませんが。

  

もぐもぐもぐもぐ;おたまちゃん。1歳ちょっと。

   まだ歩くことができません。が、食欲は大人並みに。

   お腹が重くて歩けない疑惑。

  

三毛猫三毛猫黒猫黒猫;二匹の猫。不本意ながら、つみれ(三毛)・うなぎ(黒白)と呼ばれます。

    つみ「わたし以外でぶでぶにゃー。」

    うな「わたし以外わたしじゃないにゃー(意味不明)」

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最近、ホームページに過去のブログを挙げています。

 

初めて書いたものから順々に挙げていっておりますが、昔の文章を読み返すというのは少し恥ずかしいものがありますキョロキョロキョロキョロ

文章の構成とか、お話のテンションとか何となく今と違っていて。

イラストも少ないですし、何となく迷走している感があります 笑

 

卒業文集を読んでいるような気分になって、布団に突っ伏して「わーーービックリマークビックリマーク」と言いたくなります。

 

 

そんなホームページはまだまだハリボテ状態ですが…

よかったらご覧くださいm(_ _)m

https://www.gaia-ah.com

 

 

 

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今回も嘔吐について解説していきたいと思います。

 

[吐く]という症状が出たとき、それが様子を見ていいものなのか、緊急のものなのかは、なかなか区別付けにくいですよね。

 

はじめに伝えておきますが、このブログを読んでもそれを区別できるようにはなりません真顔真顔(非常に難しい症状なんです)

!!!!獣医さんに何を伝えればいいのかはわかるようになります。(たぶん)

 

必要な情報を的確に伝えてもらえると、診断にグッと近付きます。

そんな患者様が増えてもえらえることを願っております。

 

(そんな患者様になれなかったとしても、悪いのはこの文章を書いている人なので気にしないで下さいね滝汗滝汗

 

 

さて、前回は「嘔吐」と「吐出」の違いについて解説致しました。ダウンダウン

 

【症状から考えるシリーズ】動物が吐くってどんなとき?嘔吐とは。①

 

 

 

ここからもう一歩踏み込んで、「急性」「慢性」の違いにも触れてみましょう。

 

急性慢性の違い

吐き始めてから1週間以内の状態を急性、それ以上を慢性と言います。

 

例えば、急性の嘔吐には乗り物酔い食べ過ぎ急性胃炎のような比較的良性の病気もありますが、急性膵炎腸閉塞と言った命に関わる病気も含まれます。

 

慢性の嘔吐では、腎臓病肝臓病と言った消化管以外の病気のほか、消化管腫瘍も疑わなくてはなりません。

 

吐出の場合、難病と呼ばれるものが多く、急性・慢性に関わらず詳しい検査を勧めざる得ない場合が多いです。

 

 

 

 

色々言いましたが、病気としては圧倒的に「嘔吐」が多いグラサングラサンビックリマークビックリマーク

 

そうなんです。

獣医さんも「吐出」の存在を忘れてしまうこともあるくらいに「嘔吐」の方が多いんです。

 

ということで…

まずは「急性嘔吐」と「慢性嘔吐」の区別をしっかりするだけでも診断がしやすくなります。

 

さらにいくつかの情報を付け加え、診断に近づけていく。

情報とは、

・急性・慢性・回数のような『いつ

・異物は?胃酸は混ざっている(嘔吐と吐出の違い)?のような『何を

・吐き方のような『どのように

ということであり、これらは全て問診で解決できます。

 

なので、皆さんはこれらを教えてくだされば良いわけですねDASH!DASH!

 

○さらにさらに情報を集めていく。(検査をする

実は、ベテランの獣医さんはこの時点で3〜4つくらいに病気を絞れています。

それを確認するために、検査をするんですよぶーぶー

 

身体検査

・口に紐は引っかかっていないか(異物)

・お腹の中に硬いものはないか(異物・腫瘍・消化管の変形)

・お腹を触って嫌がらないか(痛みはあるのか)  など

 

血液や尿の検査

・腎臓病

・肝臓病

・膵炎

・甲状腺機能亢進症   など

 

レントゲン超音波検査

・消化管の異常はないか(異物・閉塞・腫瘍)

・肝臓・腎臓・膵臓・脾臓に異常はないか(腫瘍など)

・オスは前立腺、メスは子宮

・吐出の原因になるものはないか(食道の確認)

 

内視鏡検査

・消化管の中を直接目で見てみる(胃炎、腫瘍、異物)

・異常があった場合(色や形が違うなど)、組織をとって検査できる。

・場合によっては異物を除去できる。

 

特殊な検査

主に「吐出」の場合に多いのですが…

・抗核抗体検査

・アセチルコリンレセプター抗体価  など

 

これで何かしら結果が出たら『なぜ』がわかるようになります。

(まぁ…病気って診断が付かない場合も多々あるので、検査をやったら絶対原因がわかるわけではないのですがあせるあせる

 

 

 

 

 

あとは結果に沿って治療を考えていけば良いわけですニコニコ

 

いかがでしたでしょうか。

難しい言葉が多かったですね汗汗

実際に診察でお会いできればもう少し余計なお話も混じえて説明できるのですが酔っ払い酔っ払い

 

また来週パーパー

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“勝手に動物コラムグラサングラサン

Q;今日(5/29)はコンニャクの日ビックリマークビックリマークコンニャクあげたいです(`・∀・´)ビックリマークビックリマーク

A;あえてコンニャクを選んできましたか。

 動物さんはコンニャク好きなのかな、とは思いますが…

 結論から言えば、あげても大丈夫です。

 カロリーも低いですし。でも、喉に詰まらせないような大きさにしてくださいねビックリマークビックリマーク

 

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さて、今週の余談ですが間に合わないため、休載とさせて頂きます。

 

 

 

今週はここまで!

最後まで読んでいただき、ありがとうございますおねがいおねがい

 

また来週バイバイバイバイ