こんにちは。
獣医師youです(ノ)゚Д゚(ヽ)
今回は耳の病気の有名どころ、
外耳炎についてです👂
※イラスト内に誤字ありです「外耳炎が耳介部にまでは波及している」
雨が続きます
(この記事は10月中旬に書いています。)
朝、雨の音がしていると落ち着いた気分になるので割と好きです。
ちなみに、豪雨だとテンション上がります。
でもワンちゃんを飼育されている方にとってはイヤーな天気だと思います。
お散歩するとビチャビチャになってしまいますからね
雨の日は病院にタオルとか置いておくサービスってどうでしょうか?
やってみようかなぁ。使ってくれますかね
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジメジメしていたり、暑い時期に多くなる外耳炎。
今回は特にワンちゃんに焦点を当てて書いていきますが、
『猫さんでもフェレットさんでもハリネズミさんでもみんなになる可能性のある病気である』ェエェェエΣ(´д`ノ)ノェェエエエェ
一度かかると繰り返したり、だんだん治りが遅くなってきたり…
なかなか獣医師泣かせなのも特徴です。
○そもそも外耳炎とは何ですか?
耳道は、いくつかに分かれていますが、特に鼓膜から外側の耳道を外耳と呼びます。
そこが何らかの原因で炎症を起こしている状態です。
原因は次に書こうと思いますが、すごーーーーーーーーーくたくさんあります
さらに原因がいくつも重なっていることがしばしば。
慢性化してしまうと耳の穴が狭くなってきて、もっと汚れが溜まりやすくなるだけでなく、耳が聞こえなくなることもあります。
○何でもかんでも原因になりうる。
なので、ざっくり分けると主に3つ
・物理的なもの・・・・・・・・異物(種とか草とかが入っている)、腫瘍(できものがある)
・寄生虫・・・・・・・・・・・疥癬(ダニのことです)
・その他の病気・・・・・・・・アレルギーやホルモン性疾患など
これらの病気があった上に、細菌やマラセチア感染が起きるとより悪化していきます。
なので、外耳炎を治療しようと思ったら上記3つの基礎的な病気を見つけてあげないといけません。
○その他の外耳炎を悪化させる要因にも注意しましょう
暖かい地域に住んでいる
垂れ耳
耳毛が多い(トイプードルなど)
もともと耳道が狭い(フレンチブルドッグ、パグ、チワワなどの短頭種)・・・
といった要因がある仔の方が外耳炎になりやすいです。
○こんな症状があったら外耳炎を疑う
後ろ足で耳の周りを掻く、頭を振る、耳が臭い、赤い、触ると怒る…などなど、このようなことがずっとみられるのであれば獣医さんに相談してみてもいいと思います。
○診断するには?
上記のような症状と、耳垢の検査(細菌やマラセチア、耳ダニを顕微鏡で見るなどします)、耳道の確認をすることによって行います。
ただ、奥の耳道や鼓膜はそう簡単に見ることはできません
(外耳炎のときはかなり痛いのです)
耳の奥がおかしいと思われるときには鎮静をかけて覗くこともあります(暴れたら鼓膜が破れてしまうことがあるからです)
どうでしょうか多くの方が外耳炎で困っていると思いますが、病気を知るきっかけになってもらえたらと思います。
次回は治療方法を中心にお話しする予定です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
“勝手に猫コラム”
Q;昨日作ったスープに玉ねぎ入ってたけど、玉ねぎだけ抜けばあげて大丈夫だよね?
A;ダメです
ネギ類をあげてはいけないことは広く知られているとは思いますが、中毒を起こす成分は煮込んだ汁にも入っています。
熱でも壊れません
だからダメです
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
余談、
ついに、
ついに、
うなぎくんも
かぶってもらいました!!!
すみません、
しばらく興奮した飼い主にお付き合いください。
つみさんからお借りしまして、
かぶらさせてもらいました。うなさま
ちょっと嫌そう?