いつもお越しいただき、ありがとうございます。
獣医師youです
食べ放題って楽しいですよね。
焼肉、パスタ、中華、和食…最近はあまり量を食べれなくなってしまったのですが、昔から私は食べ放題が大好きなのです。
まぁ、元を取るのは無理なので、好きなものを好きなだけ食べて良い権利を買っていると思って行くことにしています
あ、痩せない原因はこれか。
今週は少し趣向を変えて、検査について書いてみようと思います。
きっと、動物病院に行くと多くの方は検査をやりましょうと提案されると思うのですが、どうやってやるの?とか、難しい検査名で結局何やってるのかわからなかったーーーという方も多いのではないでしょうか
そこで、今回は【検査】シリーズ第一弾として尿検査について少し詳しく説明してみようと思います。
○尿検査の意味ってなんでしょう
おしっこってすごいんです
実は、肝臓や腎臓などの全身の状態を見ることができてしまうんです
○どんな時にやるの?
おしっこの色がおかしい、においが変、量が多い・少ない、などなど何か気になることがあったらやります。
膀胱炎や膀胱の腫瘍、腎臓病、糖尿病などを見つける手がかりにもなります。
普段の正常なおしっこを見ていたら
違いはわかります
○そもそも動物のおしっこってどうやって取れば良いの?
色々方法はあります。
⭐️自宅でとって持って行くのであれば…
・ラップをひいたお皿などを、動物がおしっこをしそうになった時にお尻の下に持って行く。
・ペットシーツの上にしてくれる仔なら、ペットシーツを裏返しにしてビニール面を上にする。
・猫さんであれば、トイレ砂を極端に少なくして流れてきたものを持って行く。(砂をちぎった紙にしてみるのも有り。)
・ペットシーツをしぼる(検査としてはイマイチになってしまいますが、出血の有無くらいはわかるかも)
🌟どうしても取れないときは病院でとってもらう。
・膀胱をしぼって出してもらう。(状態によっては賛否両論ありますが…)
・カテーテルという管を尿道に入れて取る。
・膀胱穿刺をする。(エコーで膀胱を見たり、お腹の上から手で膀胱を触って確認しつつ針で膀胱を刺す方法です)
○検査としては、膀胱穿刺かカテーテル採尿が正確
自宅で採ったおしっこはどうしても雑菌が混ざってしまったり、時間が経って冷えてしまうと結晶が出てきてしまうことがあります
なので、病院で清潔に採ったおしっこが一番正確。
…ですが、通常は家でとったおしっこで十分です。異常があったときは病院でとってもらって、確実な検査をしてもらいましょう
ということで、次回は検査項目の読み方について書いてみます。
検査の意味を理解して、一緒に治療を考えていけると良いですね
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“勝手に猫コラム”
Q;ブラッシングって必要なの?
A;毎日やって良いものですよ毛が綺麗になります。特に季節の変わり目は毛が抜けやすいので念入りにやってあげましょう
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余談、
涼しくなってきたかなと思ったら
暖かい日が続いてますね
ジメッとしていないので
快適に過ごしているyou一家です
つみさん、うなさんたちも
日向ぼっこを楽しんでます
(彼女たちは年中楽しんでるか…)
そういえば、うちは幸い夜中中に去りゆき、
被害もなかったのですが、
みなさんのところは大丈夫だったでしょうか?
台風。
浸水被害や土砂災害…ニュースを見ていて
なんともいえない気持ちになったyouと妻さんでした。
それでは、また来週