WBC世界S.フライ級チャンピオン・川嶋勝重の“弟弟子”にあたるのが、
日本S.フライ級チャンピオンの有永政幸(大橋ジム)。 “野生児”と称される有永は、6/28徳山×川嶋のセミで世界3位の 日本王者・川端賢樹に判定勝ちして悲願の日本タイトルを獲得、 そのリング上で後に続く川嶋に「必ず勝ってください!」と絶叫し、 その言葉を受け「感動した」川嶋が、驚愕の1RKOで徳山を攻略という、 「大橋ジム伝説」を作り上げた。現在WBA世界S.フライ級5位にランクされる有永。 将来的には川嶋と「WBA&WBC・スーパーフライ級同時制覇」を目論むだけに、 ここで立ち止まるわけにはいかない。 一方の田中聖二(金沢ジム)は、 前WBC世界S.フライ級チャンピオン・ 徳山昌守と同期の“金沢ジム第一期生”。 勝ったり負けたりの「苦労人」ボクサーだが、ここ数戦の地力強化には 目を見張るものがあり、 去る5月には世界ランカーの ホベル・ホルダ(フィリピン)に判定勝ちし、世界ランカーとなった。 現在WBC世界S.フライ級9位と世界挑戦に十分な資格を手にしており、 この有永に勝てば、 金沢ジムとして徳山より一足早く「川嶋陣営への雪辱」を 果たすことになるだけに、本人も俄然やる気を見せている。 有永政幸経歴 田中聖二経歴 |