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コンテンツの種類

本誌に掲載されるコンテンツの種類は、原著研究論文、News & Views、Review、Comment、Feature で、この分野の重要な進歩を詳細に論じ、ホットな論点にも対応します。


Letterでは、重要で新奇な研究成果を報告します。本文は導入パラグラフを含めて2,000語以内とし、Methods、参考文献、図版の説明文はこれに含めません。図表類は4点までとします。参考文献は30点以内ですが、Methodsのみで引用されるものは除きます。Letterは、スペースも含めて90字以内の表題から始まります。それに続く約200語の導入パラグラフ(要約ではない)で、研究の背景、実施理由、主な成果(「Here we show」のような書き出しで始まる)、影響を概説します。このパラグラフにも参考文献をつけます。ここも本文の一部と考え、以降の導入的記述があまり重複しないようにしてください。オンライン版のMethodsの見出しを除き、見出しによる区切りは行いません。

Letter には受付日/受理日が記載され、補足情報が添えられる場合もあります。査読が行われ、著者は掲載の前に利害の対立について申告する必要があります。

Articleは、天文学コミュニティーが広く興味を持つ、複数の技術や方法を用いた、質が高く充実した新奇な研究成果です。本文は3,000~4,000語とし、要約、Methods、参考文献、図版の説明文はこれに含めません。図表類は6~8点までとします。参考文献は50点以内ですが、Methodsのみで引用されるものは除きます。表題はスペースを含めて90字以内です。要約は150語以内とし、参考文献はつけません。導入部の見出しは不要で、研究の背景を500語以内で詳しく説明します(部分的に要約と重複してもかまいません)。ここには参考文献をつけます。続いて「Results」の見出しをつけて、新たな知見に的を絞った簡潔な説明を行い、最後に「Discussion」の見出しをつけて、短い1~2パラグラフの考察を行います。

Articleには受付日/受理日が記載され、補足情報が添えられる場合もあります。査読が行われ、著者は掲載の前に利害の対立について申告する必要があります。

Brief Communicationでは、質が高く、広く関心を持たれる簡潔な研究論文を報告します。Brief Communicationは、参考文献を示さない簡潔な要約(3文で70語を超えない)から始め、この部分がアブストラクトサービスに掲載されます。本文は、要約、参考文献、図版の説明文を含めて1,000〜1,500語を標準とし、見出しはつけません。図表類は通常2点までとしますが、ページ数が制限内におさまる場合は、エディターの裁量により柔軟に対応することもあります。Brief CommunicationのMethodsのセクションは500語以内とします。参考文献は20点以内とし、参考文献リストの論文の表題は省略してください。

Brief Communicationには受付日/受理日が記載され、補足情報が添えられる場合もあります。査読が行われ、著者は掲載の前に金銭的利害の対立について申告する必要があります。

Reviewは、1つの研究領域の最近の動向を偏りなくまとめた、信頼できる論文です。著者には、関係する文献を要約するだけでなく、そのテーマに関する独自の識見を示すことが求められます。Reviewは、当該領域の専門家に学術性を認められるものでなければなりませんが、専門外の読者にまで幅広く情報提供を行うことも視野に入れる必要があります。そのため、専門用語を過度に使用したり、技術的詳細に立ち入ったりすることなく、単純な文体で執筆してください。長さは3,000~4,000語とし、図表や囲み記事は4~6点を標準とします。参考文献は100点以下とし、引用は厳選してください。脚注は使用しません。Reviewの対象範囲は十分に広くし、1つの研究機関の研究、とりわけ著者自身の研究に偏向しないようにしてください。

Reviewの著者は、掲載の前に利害の対立について申告する必要があります。Reviewには受付日/受理日を記載します。事実の正確さ、引用の適切さ、および学術性のバランスを確保するため、必ず査読が行われます。

Perspectiveは、著者が個人的な観点からモデルや構想を検討するためのフォーラムとなることを目指しています。Review論文に比べて進歩的であったり、思索的であったり、議論の範囲が狭くなったりすることがあります。Perspectiveは自説を強く主張するものになるかもしれませんが、バランスを心がけ、議論を活発にし、新しい実験的アプローチの登場を促すようにしてください。Review論文と同様、Perspectiveの多くはエディターからの依頼によって寄稿されるので、投稿用の原稿を準備する前に、概要を含む投稿前問い合わせを送付されることをお勧めします。

Perspectiveの著者は、掲載の前に利害の対立について申告する必要があります。Perspectiveには受付日/受理日を記載します。査読は必ず行われ、著者と相談のうえエディターによる編集が行われます。

News & Viewsでは、Nature Astronomy または他誌に掲載された論文や学会で報告された天文学の最新の成果を読者に伝えます。通常、エディターからの依頼のない投稿が検討されることはありませんが、News & Viewsの執筆を希望する著者からの提案は歓迎します。査読はありませんが、著者と相談のうえエディターによる編集が行われます。著者は掲載の前に利害の対立について申告する必要があります。

Correspondenceは、Nature Astronomy の読者が過去号に掲載された論文に対してコメントを寄せたり、天文学の研究に関係のある論点について議論したりするためのコミュニケーションフォーラムです。Correspondenceは誌面1ページ以内とし、通常250~500語の長さで、図表類1点と参考文献10点以内を添付できます。参考文献リストの論文の表題は省略してください。Correspondence記事の表題はエディターが作成します。

既発表の研究論文を批判する内容の Correspondenceに対しては、批判された論文の著者は、本誌上で簡潔な返答を発表することができます。意見や二次的な問題を批判する内容の Correspondenceに対しては、返答する権利は自動的には発生しません。論文を批判する CorrespondenceをNature Astronomy に投稿する前に、論文著者にコメントを送付して、できれば論争を直接解決し、双方が合意する論点があれば投稿から削除してください。コメントの送付から2週間が経過しても論文著者から応答がなかった場合には、Correspondenceを投稿する際にその旨をお知らせください。また、論文著者から応答を受け取った後に Correspondenceを投稿する場合には、エディター用の資料として、論文著者とのやりとりのコピーもお送りください。

既発表の論文への反論を内容とする Correspondenceについては、常に査読が行われます。他のCorrespondenceについても編集者の判断で査読が行われることがあります。著者は利害の対立について申告する必要があります。

Commentは、天文学と関係のある政策、科学、社会や、純粋に科学的な論点に注目した論文です。Commentは本誌のOpinion欄であるため、単独の著者による論文が望まれます。通常はエディターの依頼により寄稿されますが、提案も歓迎します。内容は幅広い読者に直接関連があるものとし、文体は読みやすく専門的でないものにしてください。図表を入れることを推奨しますが、必要条件ではありません。通常は1,500語以内とし、参考文献は15点以内です。参考文献リストの論文の表題は省略してください。

Commentの著者は、掲載の前に利害の対立について申告する必要があります。エディターの判断で査読を行う場合があります。

Books & Artsセクションでは、天文学研究コミュニティーにおいて関心の高い書籍やその他の文化的、教育学的資料の批評をタイムリーに掲載します。記事の長さは、誌面1ページ以内とします。通常はエディターの依頼に基づいて寄稿されますが、依頼に基づかない投稿も検討します。

著者は掲載の前に利害の対立について申告する必要があります。

本誌エディターが執筆および依頼するセクションです。依頼に基づかない投稿は掲載しません。ただし、フリーランサーによる独占的な材料の持ち込み、特に本誌スタッフが不在の地域からの会議取材報告や興味深いフィールドワークの報告は歓迎します。

すべてのFeatureには、生き生きとした前向きなトーンが求められます。英語を母国語としない読者にも容易に読める、明快な言葉を用いてください。科学について一般的な関心と素養のある読者が容易に理解できる内容にしてください。

Nature Astronomy への投稿について、詳しくはでお問い合わせください。

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