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新装版 青い壺 (文春文庫) 文庫 – 2011/7/8
購入オプションとあわせ買い
無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が
売られ贈られ盗まれ、
十余年後に作者と再会した時――。
人生の数奇な断面を描き出す名作!
シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、
相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親…
人間の奥深く救うドロドロした心理を
小気味よく、鮮やかに描き出す絶品の13話!
第一話
青磁ひとすじに制作を続ける陶芸家の省造。ある日デパートの注文品とともに焼きあがったその壺は見る者を魅了した。
第二話
定年後、家でぼんやりする夫を持てあました妻は、世話になった副社長へのお礼にデパートで青い壺を買い、夫に持たせた。
第三話
副社長の夫の部下の女性と、甥っ子を見合いさせるため二人を自宅に呼んだ芳江は、今どきの人たちに呆然とする。
第四話
青い壺に美しく花を生けようと奮闘する芳江。孫を連れた娘の雅子が急に帰ってきて、婚家の醜い遺産争いを愚痴るのだが。
第五話
老いて目が見えなくなった母親を東京の狭いマンションに引き取った千代子。思いがけず心弾む生活だったが……
第六話
夫婦ふたりで、戦後の焼け跡から始めたこじんまりとしたバー。医師の石田は、「御礼」と書いた細長い荷物を置いて帰った。
第七話
息子の忘れ物としてバアのマダムが届けてくれた壺をみて、老婦人は、
戦時中の外務官僚だった亡き夫との思い出がよみがえり、饒舌に語りだす。
第八話
長女が嫁ぎ、長男はアメリカに留学。姑は他界したある日、夫にレストランに誘われ……
第九話
女学校の卒業から半世紀、弓香は同級生たちと久しぶりに京都で集まる。戦争を経て子育ても終えた彼女たちは、家庭の状況も経済状態もそれぞれで……。
第十話
母校だったミッションスクールの初等科に栄養士として就職した、弓香の孫娘の悠子。野菜を食べさせたいと工夫を凝らすが、ある日…
第十一話
世話になったシスターが45年ぶりにスペインに帰郷するときいた悠子は、青磁の壺をプレゼントする。壺はついに、海をわたる!
第十二話
スペイン旅行中に急性肺炎になったという入院患者の男は、病室に飾った青い壺に触られそうになると、怒鳴るのだった。
第十三話
高名な美術評論家を訪ねた陶芸家の省造。スペインで見つけた「12世紀初頭の」掘り出しものとして、青い壺を見せられたが……。
解説 平松洋子
- 本の長さ345ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/7/8
- 寸法10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- ISBN-104167137100
- ISBN-13978-4167137106
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出版社より
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋; 新装版 (2011/7/8)
- 発売日 : 2011/7/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 345ページ
- ISBN-10 : 4167137100
- ISBN-13 : 978-4167137106
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1位文春文庫
- - 1位日本文学
- - 3位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの小説について、以下のような評価をしています: ストーリーが面白く、洒落たストーリーで、中々面白く読む事ができたと好評です。昭和の生活が思い出される描写や登場人物の魅力的さも高く評価されています。また、テンポもよく文体も美しいという意見が多くあります。特に「青い壺」をめぐるストーリー展開が面白いと感じています。登場人物の魅力が高く評価されており、昭和生活が思い出される描写が見事だと評価されています。 作品の質については、良き商品であると評価されており、有吉佐和子氏の作家としての才能の高さを感じさせる内容だと考えています。 多面な描写や多彩なドラマの数々が描かれており、多様な人生模様が連作として描かれているという指摘もあります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの小説について、洒落たストーリーと奥深い内容を高く評価しています。文学の枠を超えた傑作だと感じており、有吉佐和子さんらしい作品だと高く評価されています。また、時代背景や上流階級の暮らしぶりが描かれており、有吉佐和子さんらしくとても面白かったという声もあります。特に第五話にはホロリときたり、涙を飲んだりと、様々な場面で感動的な展開が見られる点も好評です。
"途中第〇話のところはちょっと流れを止めましたがさすがです。おもしろかったです。しかし文庫本も値段が上がりましたよねぇ。" もっと読む
"...最初は軽い読み物という感じで、「なんだ、たいしたことはないな」、と思っていたが、だんだん面白くなってきて一気に読んだ。 話の内容は、陶芸家の作った青磁の壺が人から人へと伝わっていき、その壺を手にした人の生き方や家庭内を描いていくという内容である。..." もっと読む
"...時代背景も上流階級の暮らしぶりも、有吉佐和子さんらしくとても面白かったです。焼きもの好き必見です。" もっと読む
"...青い壺が大活躍する話ではなく、あくまでも人間模様、心の機微が伝わるいい物語です 30年前の版とは信じがたいきれいな状態です 本当にすばらしい業者さんです この本も30年の間、どんな人たちのところをまわってきたのか、小説の中の青い壺と重ねて考えてしまいます" もっと読む
お客様はこの小説について、テンポが良く文体も美しいと評価しています。昭和の生活が思い出される描写が見事で、登場人物の個性的な面も魅力的だと感じています。また、ストーリー展開が面白く、登場人物も魅力的だと感じているようです。
"1話ごとになっているがどこかでつながっていて、ああなるほどとなる。とにかく面白い作品です。" もっと読む
"昭和の生活が思い出される描写が見事です。いつしかその時代にタイムスリップしてしまいます。私たちの身近にいそうな登場人物たちが作中での人生を精一杯生きています。まるで自分に言われているかのようでドキッとする場面に遭遇するかもしれません。青い壺は翻弄されているのに、全てを受け入れいるのです。" もっと読む
"「青い壺」をめぐるストーリー展開が面白く、登場人物も魅力的。 テンポもよく文体も美しい。素敵な作品です。" もっと読む
"説明通りの商品でした。商品が濡れないように梱包されていて嬉しかったです。カバーは使用感がありますが、ページはきれいでした。" もっと読む
お客様はこの作品について、様々な人生模様が連作として描かれていると評価しています。さまざまな人生模様が複合的に重なり、描き出された多彩なドラマの数々だと感じています。また、映画化も考えられているようです。
"有吉佐和子氏の作品を初めて読んだ。13の短編の中に、様々な人生模様が、連作として描かれている。どの話にも、テーマの「青い壺」は出てくるが、主役は人。情景が浮かんでくる「ありふれた会話」「何気ない会話」「場面の描写」、読みながら上手いと思った。古典落語のような感じなのかもしれない。..." もっと読む
"...改めて戦前戦後の世相や社会構造の変化について認識させられます。 ひとつの壺を核に人間模様が複合的に重なり、描き出された多彩なドラマの数々。 今から50年も前のお話ですが、映画化されてもおかしくないでしょう。 第五話にはホロリときて、泣けました。..." もっと読む
"おかしくて思わず笑ってしまう場面もあった。多才な作家の多彩な話である。..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年12月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入1話ごとになっているがどこかでつながっていて、ああなるほどとなる。とにかく面白い作品です。
- 2024年6月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入途中第〇話のところはちょっと流れを止めましたがさすがです。おもしろかったです。しかし文庫本も値段が上がりましたよねぇ。
- 2024年12月20日に日本でレビュー済み帯に惹かれて読了。ここ数年、流行ってる模様。
1976~77年に月間文藝春秋に連載された、13話からなる連作長編。青磁の壺が、陶工の会心作として誕生~譲られ売られ盗まれ~様々な人の手から手へ渡ってゆく中で語られる、様々な人の物語。
流石に古さを感じるけど。人の心や悩み、幸不幸のありようは時代に左右されない普遍性があると再認識。
- 2024年12月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入商品には問題なかったが、Amazonから郵便受けに入れ完了と連絡があったが、届いてなく、不安でしたが、隣の郵便受けに入っていた。しっかり確認して配達して欲しい。
- 2024年7月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入読み心地のよい文章でひきこまれるストーリー。素晴らしい作品です。有吉佐和子作品をまたあらためて読み直したいと思いました。