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Z女戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Z女戦争」
ももいろクローバーZシングル
初出アルバム『5TH DIMENSION
B面 PUSH
みてみて☆こっちっち
リリース
ジャンル オルタナティヴ・ミュージック
レーベル スターチャイルド
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間3位オリコン
  • デイリー3位(オリコン)
  • 2012年6月度月間9位(オリコン)
  • 2012年度年間76位(オリコン)
  • 3位Billboard JAPAN Hot 100
  • 3位(Billboard JAPAN Hot Singles Sales)
  • 12位(Billboard JAPAN Hot Top Airplay)
  • 39位(Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay)
  • 14位RIAJ有料音楽配信チャート
  •  みてみて☆こっちっち

    ももいろクローバーZ シングル 年表
    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
    (2012年)
    Z女戦争
    (2012年)
    サラバ、愛しき悲しみたちよ
    (2012年)

    【桃黒亭一門】
    ニッポン笑顔百景
    (2012年)
    テンプレートを表示

    Z女戦争」(おとめせんそう)は、2012年6月27日に発売された、ももいろクローバーZの8枚目のシングル

    グループとして初めて、累計売上が10万枚を突破した作品となった[2]

    収録曲解説

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    映像外部リンク
    Z女戦争 - YouTube
    広大な敷地の廃工場で撮影された。独特の振り付けとなっており、サビの「学園生活」の部分で語尾の「つー」を意味する2本指を出したり、「林間学校」の部分で語尾の「おー」を意味する"O"のジェスチャー、「極楽天国」の部分で語尾の「くー」を意識した”K”のポーズをしたりする場面がある。マネージャーの川上アキラハナ肇の銅像コントを真似るシーンもある[3]
    監督は佐々木敦規、衣装原案はアニメーターのすしお
    Z女戦争(ライブ映像) - GYAO!
    『女祭り2012-Girl's Imagination-』より
    PUSH - YouTube
    古代なのか近未来なのか不明の時代に、大和の国の少女たちが肉体競技の祭典に挑むという設定。人気漫画『テルマエ・ロマエ』のオマージュにもなっている。監督は河谷英夫。
    みてみて☆こっちっち【ふりつけビデオ】 - YouTube
    5人がそれぞれのメンバーカラーに対応したポケモン衣装を着て踊っている。
    百田→ヒトカゲ、玉井→ピカチュウ、佐々木→プリン、有安→フシギダネ、高城→グレッグル

    Z女戦争

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    作詞・作曲:ティカ・α / 編曲:近藤研二
    歌詞・動画 - 歌ネット

    生体データから人工衛星まで用いた型破りな作品を次々に発表しているやくしまるえつこが、ティカ・α名義で提供した[4]。「私たち、この戦いが終わったら、みんなで合唱コンクールするんだ」という世界観で作られた楽曲。やくしまるは、このことに関して「ももクロのみんなは、幸せを運ぶ為に戦う祈りの戦士。戦いに明け暮れる毎日の中、戦地で出会った他の学校の女の子と仲良くなり、戦いの為に参加出来なかった合唱コンクールを一緒にやる約束をする」イメージだと語った[5]。歌詞に「健康ランド」という言葉が出てくるが、これはグループが初期の頃に健康ランドで風呂に入りながら車中泊をし、全国ツアーを行った過酷な経験を踏まえている[5]

    複雑な曲構成となっており、シングル曲としては最長となる6分55秒の作品である。シングルトラックとしてのゴールド認定を受けている(10万ダウンロード)[6]

    同じ年に発売された「ニッポン笑顔百景」に小噺で参加している林家木久扇が、Z女戦争を『笑点』の大喜利コーナーで、独特のリズムでネタとして歌うことがあった[7]

    2016年7月22日発売のやくしまるえつこのシングル「ニュームーンに恋して/Z女戦争」に、やくしまる自身によるセルフカバー版が収録されている。

    2023年には、「Z女戦争 -ZZ ver.-(ダブルゼータ バージョン)」を、2018年以降のメンバー4人体制バージョンとして制作。配信限定アルバム『ZZ’s III』に収録された。

    PUSH

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    作詞:久保田洋司 / 作曲:大隅知宇 / 編曲:橋本由香利
    歌詞・動画 - 歌ネット

    ロンドンオリンピックを目前に控え、スポーツの祭典を強く意識した歌詞・ミュージックビデオとなった。キャッチフレーズは「ももクロがぶちかます"頑張れ日本!"をテーマにした応援ソング」。ボーカルパートに休みがほとんどなく、メンバーは収録の際に勢いのつけ方(アタックという技法)を意識したと述べている[5]

    後に、グループのライブにおけるバックバンドとして参加する西川進がギターで初登場。音楽評論家の堀埜浩二は「間奏で聴かせる上擦り気味のチョーキングによる超エモーショナルなプレイが、この後も長きに渡ってももクロを支え続ける彼の“初の雄叫び”なのである」と評した[8]

    ロッテアイス』CMソングのため、歌詞に「So So」というフレーズが登場する。後に、中日ドラゴンズ平田良介の登場曲として採用された。

    みてみて☆こっちっち

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    作詞:戸田昭吾 / 作曲・編曲:たなかひろかず
    歌詞・動画 - 歌ネット

    テレビアニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ』エンディングテーマ、映画『メロエッタのキラキラリサイタル』エンディングテーマ。

    作詞、作曲は「めざせポケモンマスター」と同じコンビによるもの。歌詞は全てひらがなで書かれており、スカ・ビートにのった中国音楽風のメロディーとなっている。

    ももいろクローバーZが憧れだと公言する橋本環奈が、テレビ番組でこの曲の振り付けを披露したことがある[9]

    テレビアニメポケットモンスター ベストウイッシュエンディングテーマ
    2012年5月17日 - 6月14日
    前作:
    ポケモンBW合唱団
    七色アーチ
    ももいろクローバーZ
    みてみて☆こっちっち
    次作:
    -
    テレビアニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』エンディングテーマ
    2012年6月21日 - 2013年1月10日
    前作:
    -
    ももいろクローバーZ
    みてみて☆こっちっち
    次作:
    私立恵比寿中学
    サクラ・ゴーラウンド

    参加ミュージシャン

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    Z女戦争

    PUSH

    みてみて☆こっちっち

    トラックリスト

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    初回限定盤

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    1. Z女戦争 [6:57]
    2. PUSH [4:36]
    3. Z女戦争(off vocal ver.
    4. PUSH(off vocal ver.)
    DVD:Z女戦争(ミュージック・ビデオ) ※初回限定盤A
    DVD:PUSH(ミュージック・ビデオ) ※初回限定盤B

    通常盤1・通常盤2(ポケモン盤)

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    通常盤2形態は収録曲は同じだが、2の方はジャケットがポケモンのイラストとなっている。
    1. Z女戦争
    2. PUSH
    3. みてみて☆こっちっち [3:55]
    4. Z女戦争(off vocal ver.)
    5. PUSH(off vocal ver.)
    6. みてみて☆こっちっち(off vocal ver.)

    公式書籍

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    出典

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    1. ^ 一般社団法人 日本レコード協会|各種統計”. RIAJ. 2012年8月26日閲覧。
    2. ^ ニュームーンに恋して/Z女戦争 - ビルボード
    3. ^ テレビ埼玉『HOT WAVE』、2012年7月7日放送
    4. ^ ももいろクローバーZ、8thシングル「Z女戦争」の作詞曲はやくしまるえつこ”. Mynavi (2012年6月1日). 2012年6月2日閲覧。
    5. ^ a b c ももクロからのZ0の質問”. ナタリー. 2014年5月20日閲覧。
    6. ^ 2014年1月度有料音楽配信認定”. 日本レコード協会. 2015年1月12日閲覧。
    7. ^ “放送内容 第2344回”. 笑点. https://www.ntv.co.jp/sho-ten/02_week/121223/week_02.html 2014年8月15日閲覧。 
    8. ^ 堀埜浩二『ももクロを聴け!』p.153
    9. ^ 橋本環奈が憧れるアイドルはももいろクローバーZ「中学生時代によく真似していた」”. Yahoo!ニュース. 2016年4月11日閲覧。

    外部リンク

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