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ディヴィッド・マレル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デイヴィッド・マレル(David Morrell、1943年4月24日 - )は、アメリカ合衆国ホラー作家冒険小説家。カナダオンタリオ州キッチナー生まれ。ペンシルベニア州立大学を卒業(文学部でアメリカ文学を専攻)。1970年から72年までアイオワ大学で英文学部で教壇に立った。

1972年、『一人だけの軍隊』 (First Blood)で作家デビューした。同作は1982年シルヴェスター・スタローン主演で映画化(映画化タイトルは『ランボー』)されて大ヒットし、複数の続編が作られている。映画のノベライズも行っている。

2007年から2008年にかけて、アメリカン・コミックキャプテン・アメリカ」のミニシリーズ「The Chosen」の原作を担当した。

日本語訳された著作リスト

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「ランボー」シリーズ

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長編

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  • 『トーテム』 The Totem (1979) ハヤカワ文庫モダンホラー・セレクション
  • 『血の誓い』 Blood Oath (1982) 光文社文庫
  • 『ブラック・プリンス』上・下 The Brotherhood of the Rose (1984) 光文社、光文社文庫海外シリーズ
  • 『石の結社』 The Fraternity of the Stone (1985) 光文社、光文社文庫
  • 『夜と霧の盟約』上・下 The League of Night and Fog (1987) ハヤカワ・ノヴェルズ、ハヤカワ文庫
  • 『蛍』 Fireflies (1988) 早川書房ノンフィクション
  • 『テロリストの誓約』上・下 The Covenant of the Flame (1991) ハヤカワ・ノヴェルズ
  • 『偽装者』上・下 Assumed Identity (1993) ハヤカワ・ノヴェルズ
  • 『暗殺 - 究極の否定』 Extreme Denial (1996) 新潮文庫
  • 『真紅のレクイエム』 Desperate Measures (1994) ハヤカワ・ノヴェルズ
  • 『ダブルイメージ』上・下 Double Image (1998)二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
  • 『赤い砂塵』 Burnt Sienna (2000) ハヤカワ文庫
  • 『ブラッド/孤独な反撃』 Long Lost ハヤカワ文庫
  • 『廃墟ホテル』 Creepers ランダムハウス講談社文庫

短編集

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  • 『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』 Black Evening (1984) 柏艪舎
    • 「まえがき」
    • 「滴り」 The Dripping
    • 「パートナー」 The Partnership :「契約はおまかせ」のタイトルでミステリマガジン1983年1月号に掲載
    • 「ブラックイブニング」 Black Evening
    • 「ひそやかな笑い声」 The Hidden Laughter
    • 「タイプライター」 The Typewriter
    • 「うかつな読者をおとしいれる罠」 A Trap for the Unwary
    • 「背後に絶えず聞こえるのは」 But At My Back I Always Hear :「背後に聞こえる声」のタイトルでミステリマガジン2004年8月号に掲載
    • 「嵐」 The Storm (Ed:Charles L. Grant Shadows 7) :S-Fマガジン1987年7月号に掲載
    • 「贖罪」 For These and All My Sins
    • 「白と黒、それに一面の赤」 Black and White and Red All Over
    • 「マンボー・ジャンボー」 Mumbo Jumbo
    • 「ダマスコへの道」 The Road to Damascus
    • 「再来」 Dead Image
    • 「苦悩のオレンジ、狂気のブルー」 Orange is for Anguish, Blue is for Insanity (Ed:Douglas E. Winter Prime Evil 1988) :「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」のタイトルで新潮文庫、光文社などのアンソロジーに収載
      • 1989年ブラム・ストーカー賞受賞
    • 「墓から伸びる美しい髪」 The Beautiful Uncut Hair of Graves
      • 1992年ブラム・ストーカー賞受賞
    • 「慰霊所」 The Shrine
  • 『真夜中に捨てられる靴』 Nightscape (2004) ランダムハウス講談社文庫
    • 「まだ見ぬ秘密」 Remains To Be Seen
    • 「何も心配しなくていいから」 Nothing Will Hurt You
    • 「エルヴィス45」 Presley 45 :「エルヴィス原論」のタイトルで音楽之友社のアンソロジーに収載
    • 「ゴーストライター」 Front Man :「フロントマン」のタイトルでミステリマガジン1998年9月号、ハヤカワ・ミステリ文庫のアンソロジーに収載
    • 「復活の日」 Resurrection
    • 「ハビタット」 Habitat
    • 「目覚める前に死んだら」 If I Should Die Before I Wake
    • 「真夜中に捨てられる靴」 Rio Grande Gothic (Ed:Al Sarrantonio 999 1999)
      • 「リオ・グランデ・ゴシック」のタイトルで創元推理文庫のアンソロジーに収載

短編

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  • 「思い出の日々」 The Good Times Always End :「EQ」1999年7月号に掲載

外部リンク

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